- Salvatore Ferragamo
- サルヴァトーレ・フェラガモ
歴史history
- 11歳の時、自宅で靴屋を開業、15歳でアメリカのカウボーイブーツの工場で働いていた兄弟の一人がいるボストンに渡る。その後カリフォルニアに移り、サンタバーバラで映画の衣装として靴を製作したり、
ハリウッド俳優らを顧客にし「スターの靴職人」と名声を集める。また、足を痛めない靴を製作するため、
南カリフォルニア大学で解剖学を修め、靴の製作手法に関する数々の特許も取得している。
1927年、13年間いたアメリカからイタリアに戻りフィレンツェで自身の名を冠したブランド 「サルヴァトーレ・フェラガモ」を開業。 大恐慌の余波を受け1933年一度倒産するが、王侯や貴族、有名人の顧客を獲得し復興した。
靴職人であったサルヴァトーレ・フェラガモは顧客の足に触れただけでその人物の体調すらわかった とも言われる。
1965年から、次女ジョヴァンナがレディスウェアを展開。象徴的なモチーフ「ガンチーニ」や「ヴァラ」 を取り入れた靴、バッグ、ウェアを発表し、世界的ラグジュアリーブランドとしての地位を確立し 350種もの特許を取得。 現在では、バッグ、財布、香水なども含めた、トータルファッションブランドとなっている。